アルカリカラーと酸性カラーの違いとは？|Tree Hair Salon学芸大学のお役立ち情報まとめ｜学芸大学の美容院Tree Hair Salon

みなさんご存知の「ヘアカラー」

今やヘアカラー経験者の方が圧倒的に比率が高いわけなんですが、ヘアカラーにも種類があるのをご存知でしょうか？？

美容室で主に使用されているヘアカラーが

「アルカリカラー」と「酸性カラー」

アルカリカラーというのは「ファッションカラー（おしゃれ染め）」「グレイカラー（白髪染め）」と呼ばれているもので、薬剤の働きで、髪の毛のキューティクルを開き、カラーを浸透、髪の内部にあるメラニン色素を脱色して染料が発色します。

最近の美容室でのヘアカラーは、このアルカリカラーがほぼ大半を占めるのではないかと思います。

〈アルカリカラーの特徴〉

・黒色の髪を明るい色にすることができる

・いろんな色味を楽しむ事ができる

・体質によってアレルギー反応を起こす場合がある

・本来は弱酸性の毛髪がアルカリ性に傾くため、髪にダメージがある

・独特の臭いや刺激がする場合がある

色は楽しむという点ではアルカリカラーはオススメですが、毛髪に負担がかかるのと場合によっては頭皮などにトラブルを抱える場合もあるので、きちんと美容師とのカウンセリングが必要になります。

一方の「酸性カラー」は「ヘアマニキュア」と呼ばれています。

ヘアマニキュアは毛髪表面に帯電しているイオンに結合して染色します。

よって髪のメラニン色素は脱色されず、染料が毛髪表面をコーティングするような形で染まるので、髪を明るくしたりする効果はなく、白髪や脱色している髪に有効となります。

〈酸性カラーの特徴〉

・ハリコシが出て髪にツヤが出やすい

・ダメージがない ・黒色の髪を明るい色にはできない

・皮膚に着くとすぐにはとれないので根元ギリギリからしか染められない

・シャンプーのたびに色落ちしやすい

・ベースがダークトーンだとカラーチェンジがしづらい

酸性カラーは、髪をコーティングするイメージなので髪に対してや頭皮に負担がかからないという点は優れていますが、退色が早かったり、カラーチェンジがしづらい点などがあります。

言葉の意味を知っておく必要もあります！

おしゃれ染めやらマニキュアやら聞いた事があるフレーズはいくつもあるんじゃないかと思います。

ですが言葉の意味をなんとなくで覚えていると、後々トラブルの原因になることだってあると思います。

これは自分の経験上のお話ですが、普段のサロンワークでも「ヘアマニキュアは傷まないと聞いたから、マニキュアで明るくしてほしい。」や「最近、自宅でヘアマニキュアしたら暗くなったんで元の明るさに戻してほしい」といった「これは一から説明しないとトラブルの元だな」といった事って実は結構あります。

どちらもメリットとデメリットがありますが、髪をどのようにしていきたいかと、担当の美容師さんとよく相談していけば、きっと綺麗な髪を長く維持する方法が見つかると思いますので、是非参考にしてみてください。

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